NO. 280 トムとジェリーなかよくけんかしな2020年1月 明けましておめでとうございます。穏やかな年始となったようです。 今年は、「子(ねずみ)年」です。「子」は「増える」を意味した「孳(し)」で、食物が子孫を増やそうと成長しはじめる種子の状態を表すとされている(語源由来辞典)そうです。 2019年の出生数は、86万4000人で、1899年(120年前です)の統計開始以来、初めて90万人を下回りました。全国で50万人の人口減少です。少子化は着々と進んでいます。 因みに、戦後のベビーブーム(昭和22年:1947年)には267万8792人の赤ちゃんが生まれています。最近の3倍です。 「ねずみ」を調べてみると、「ねずみは大黒天の使い」とか「ねずみは子孫繁栄」などあり、五穀豊穣や実り、多くの子どもが生まれる子孫繁栄の象徴が「ねずみ」です。 令和婚を待っていたカップルの赤ちゃんが生まれること、さらに「子年」ですから、今年の出生数は90万を超えることでしょう。期待したいと思います。 「ねずみ」をネットで探していると、「ミキ―マウス」と「トムとジェリー」にたどり着きました。 「ミキ―マウス」が生まれたのが1928年、「トムとジェリー」が生まれたのが1940年、「トムとジェリー」が日本で初めてテレビで放映されたのが1964年(私、小学生、テレビでよく見ていました)です。 永遠の「ねずみアイドル」達が、世界に出た1928年、1940年、1964年と「ねずみ年」です。ひょっとして私が初めて気がついたのかと思い、喜んでいます。各々の年には、「アムステルダムオリンピック」「ヘルシンキオリンピック」「東京オリンピック」が開催されています。そして、2020年、2回目の東京オリンピックです。私の予想ですが、「ねずみ」の愉快なキャラクターが生まれるのではないでしょうか。 「トムとジェリーなかよくけんかしな」は「トムとジェリー」主題歌の一部です。 「ねずみだっていきものさ ねこだっていきのもさ トムとジェリーなかよくけんかしな」とあります。 年始早々に、世界の大人たちは真剣に喧嘩しているようです。お互いに、尊敬して「なかよくけんか」が出来ないのか、たくさんの「子年」生まれの赤ちゃんに平和な世界を残せないのかと、「子年」の年始に思っています。 |