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NO. 193

家庭内の傷害予防のためのチェックシート

平成24年6月

「子育て支援ハンドブック:日本小児医事出版社」の中から、家庭での事故予防のチェックポイントを紹介します。

浴槽での溺水

□ 洗い場から浴槽までの高さが50cm以下の浴槽は転落する危険性が高いと認識する

□ 子どもが2歳になるまで残し湯をしない

□ 子どもが浴室に入れないようにする

□ 子どもだけで入浴させない

□ 子どもと入浴中は電話がなっても決して出ない

□ 入浴時は、子どもを後から浴室に入れ、出るときは子どもを先に出す

□ 浴槽で足入れ付き浮き輪は使用しない

(朝一番に、浴槽でおぼれ、息をしていない、びしょ濡れになった子ども を抱いて飛び込んできたお母さんを思い出します。上のどれか一つでもチ ェックされていたら、助かったかも知れません。)

熱傷

□ 給湯温度の設定を50℃以下にする

□ 浴槽の蓋の強度を確認する

□ テーブルクロスは使用しない

□ 熱湯の蒸気が出る加湿器は使用しない

□ 50℃の蒸気が出る炊飯器を使用する

□ 蒸気がでない炊飯器を使用する

(調べてみると、蒸気の出ない炊飯器があり、2009年に第3回キッズデザイン大賞を受賞しているようでうす。)

転落

□ 手すりの高さは足掛かりから90cm以上

□ 手すりのすき間は11cm以内

□ 踏み台となるものは手すり柵から60cm以上はなして設置

□ 窓際にベッドやソファや椅子を置かない

□ 乳児を大人用ベッドに寝かせない

□ クーハン、歩行器は使用しない

 

事故が起これば、後悔先に立たずです。チェック項目があれば、改善の検討をお願いします。

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