NO. 242 B型肝炎ワクチンとインフルエンザワクチン 平成28年10月 10月1日より、B型肝炎ワクチンが定期接種となります。 10月1日より、インフルエンザワクチン接種に津山市が1歳から中学3年生までに助成をするようになります。 【B型肝炎ワクチン】 B型肝炎ワクチンに関しては、2年前の“今日も元気で”で書きましたが、10月より、定期接種となりますので、もう一度。 子どもがB型肝炎に罹るとキャリアーになりやすく、一生涯、B型肝炎が感染して、将来、肝硬変や肝がんになる可能性が高くなります。 現在、世界の180以上の国でB型肝炎ワクチンの予防接種が行われています。日本では、母子間の感染予防(垂直感染予防)が1985年から行われていましたが、水平感染(血液や汗、だ液などからの感染)の予防は行われていませんでした。 津山市では、昨年4月から水平感染予防のための予防接種に助成(一回に3000円)を行っていましたが、全国的にはまだまだでした。 それが、この10月1日より定期接種となり、全国で、一歳未満の赤ちゃんに助成が出るようになりました。 今年の4月1日より後に生まれた赤ちゃんへの助成です。生後2カ月から1歳になるまでに3回の接種です。B型肝炎ワクチンに関しては、後れていた日本も、やっと、世界のレベルに追いつきました。 (今年の3月31日までに生まれた赤ちゃんには、1歳になるまでは、津山市の助成が来年3月31日まで続きます。) 【インフルエンザワクチン】 津山市では、10月1日より、子どものインフルエンザ予防接種費用の助成を行います。 対象年齢は、1歳から中学3年生相当の年齢です。1歳未満は対象ではありません。期間は、10月1日から来年の1月31日まで、1歳から13歳未満は2回接種で2回の助成、13歳以上は1回接種で1回の助成です。 助成額は1回につき1000円です。接種料金は各医療機関により異なりますから、接種料金から1000円を引いた額が自己負担となります。 津山市では、B型肝炎は全国に先駆けて助成をしていました、そして、今回はインフルエンザワクチンの助成です。 【B型肝炎、インフルエンザ】皆さん、忘れずに受けましょう。 |